歯牙移植Tooth transplant

歯牙移植とは

歯がない場所に、別の場所のご自身の歯を持ってきて、無い歯を補う治療です。
親知らずを用いて、歯のないところに移植することが多いです。

しかし、親知らずなどの余分な歯がない、歯周病がある、歯ブラシがちゃんとできていない、噛み合わせの力の負担が大きい等の、全身状態から外科処置が行えない場合がございます。

歯牙移植について

歯牙移植治療の流れと期間

• 自家歯牙移植術

  まず、歯がないところの骨を、移植される歯の形に合わせます。その後、歯を移植し、固定します。
  移植手術は１回か２回かかります。移植手術が終わった後は、移植歯の神経をとって、かぶせものを作っていきます。

  

• 移植歯の根管治療

  基本的に、移植された歯の神経は、血流が絶えて死んでしまうので、根の治療が必要になり、だいたい移植後３〜４週後に行います。

  

• 移植歯の歯冠修復

  その後、仮歯で様子をみて、噛むことに問題がなければ、金属やセラミックなどのかぶせものでかぶせて、メインテナンスしていきます。

  

歯牙移植治療後のホームケア

歯周病にならないように、日頃から歯ブラシやうがい液の使用を徹底します。